私のアイドル
最近の私のアイドルを紹介いたします。
Birds of Oz(@birdsofoz_) • Instagram にいますワライカワセミです。
毎日、インスタに流れてくるこの子たちの画像や動画に癒されています。ワライカワセミはオーストラリアではポピュラーな鳥だそうです。日本で言うとスズメやハトのような感じでしょうか。今回はこのワライカワセミをフリーモーション刺繍します。
Jacq RyderによるPixabayからの画像
手刺繍作家 Trish Burr
私がフリーモーション刺繍を始めた時、「こんな刺繍をミシンのフリーモーションで縫ってみたい」と目標にしていた手刺繍の作家さんがいます。Trish Burrさんです。
Trish Burr(@trishburrembroidery) • Instagram
フリーモーション刺繍の参考にしようと二冊の本を購入しました。あまりにも美しいロング&ショートステッチなのでまだ無理だと本を見てはうっとりするだけでした。花や鳥の綺麗なグラデーション。
Needle Painting Embroidery: Fresh Ideas for Beginners (Milner Craft Series)
- 作者:Burr, Trish
- 発売日: 2011/10/04
- メディア: ペーパーバック
最近、私が以前受講していた刺繍のオンライン講座の生徒、Кошева Катеринаさんが Trish Burrさんの手刺繍をフリーモーション刺繍で見事に再現されていました。課題「芸術的な滑らかな表面」の作品です。グラデーションを滑らかにミシンで表現しています。
素晴らしいと感動したのと同時に先を越されたような気持ちもありました。Кошеваさんは生徒と言えどミシンキルトもされるのでフリーモーションの技術がしっかりしています。
手刺繍とミシンのフリーモーション刺繍を比べてみてください。
Trish Burrさんの作品
https://www.instagram.com/p/CJrUQzCH2r-/
Кошева Катеринаさんの課題作品
https://www.instagram.com/p/CKbuNDLnvsS/
ちなみに私の「芸術的な滑らかな表面」の課題作品はこちら
「滑らかな表面」という課題なのに滑らかな出来ではありません。Trish Burrさん、Кошева Катеринаさんの後に見ると恥ずかしい。今回は少しでもこのお二人に近づきたいと思います。
作成過程
本当は「Birds of Oz」のInstagram画像をそのまま刺繍にしたいのですがそういうわけにもいかず 魅力的なフリー画像 · Pixabay で検索した画像を参考に図案を作成しました。
ワライカワセミはお腹はほぼ白一色なのですがうっすら水色のグラデーションにしました。
今回も糸選びに悩みました。使いたい色のミシン糸がない。仕方なく縫製用のスパン糸も動員しています。シャッペスパンより少し毛羽がある安いスパン糸の方が馴染む気がしました。
練習ですが
サッと一度縫って全体の感じを見てから本番に行くつもりでしたが今回も練習で力尽きてしまいました。同じ刺繍をする根気はありませんでした。
とりあえず、練習として完成したものをアップします。雑ですが割とイメージ通りにできました。
感想
次に向けて改善すべき点がいくつかあります。
ステッチが乱雑に交差していると大雑把な印象となります。グラデーションも綺麗に出ません。直線のフリーモーション刺繍はきちっとしたステッチの中の微妙なランダムさがハンドメイドらしいナチュラルな印象となります。丁寧にそして温かみのある刺繍を目指したいです。
針の穴が見えて気になります。糸調子をチェックします。針を細くしたら少しましになりました。ジグザグに動かす時に目立つので針が抜けきらないうちに枠を動かしているのかもしれません。枠の動きをチェックします。
布の状態も関係しているかもしれません。今回は安定紙を使用しましたが薄い布なので接着芯の方が良いのかもしれません。ミシンで縫うまでの下準備は面倒ですが大切です。
今回は60番のミシン糸ですがさらに細い糸の方が動物の繊細な表現ができそうです。これ以上糸を増やせない、けど細い糸も使ってみたい、悩みます。
「Birds of Oz」のワライカワセミたちは名前がついていました。この子は「にっこ」にしましょうか。安直なネーミングですが。このブログのキャラ、第一号です。