ジグザグ縫いフリーモーション刺繍 - ミシン刺繍ほっこりにっこり

はじめに

フリーモーション刺繍とは送り歯を下げて専用の押さえで布を自由に動かして縫うミシン刺繍のことです。押さえを外したり、刺繍枠に布をはめて縫う場合もあります。直線縫い、ジグザグ縫いがあります。

フリーモーション刺繍について以下の記事も参考にどうぞ。

今回はジグザグ縫いのフリーモーション刺繍の動画を集めました。
家庭用ミシンのジグザク縫いでここまでできるという動画です。

[YouTube参考動画]

Учимся вышивать гладью
引用元: Пошив и ремонт одежды

ジグザグ縫いでかわいい花のモチーフを縫っています。
ジグザグ縫いだからボリュームのある刺繍を手早く縫うことができます。
簡単に見えて実は枠を回転させて形良くモチーフを縫うのは難しいです。

[YouTube参考動画]

引用元: Oxana Valeri Art

ジグザクの向きを変えたり、ステッチを重ねて縫うことで幅が変化しているようにみえます。雑に縫っているようで最終的に綺麗なドレスが出来上がります。Oxanaさんのドレスはデザインや色合いが素敵です。ジグザクミシンでここまでできるという感じです。

[YouTube参考動画]

引用元: RedeSeculo21

サテンローラーの縫い付け、カットした端、ブリッジをジグザグ縫いで処理しています。Parte 1/2の実演では雑な感じがしますがParte 2/2の出来上がった作品は美しいです。

引用元: Пошив и ремонт одежды

サテンローラーの縫い付け、カットした端、ブリッジをジグザグ縫いで処理しています。直線縫いでのカットワークより繊細さに欠けますがジグザグ縫いなのでかなりスピードアップしています。

ジグザグでカットワークを試してみました。直線部分のサテンローラーの縫い付けはなんとかできますがカーブが大変。難しい。綺麗に縫うには練習が必要です。直線縫いにしてもジグザグ縫いにしてもカットワークは綺麗に仕上げるためには練習が必要でしかも手間がかかる作業です。

「Thread painting」というジャンルがあります。糸を絵具のように使い直線縫い、ジグザグ縫いで風景などを表現します。

アメリカのキルト作家
フリーモーション刺繍で表現した素朴で温かみのあるキルト作品が多いです。ジグザグ縫いで糸を重ねて複雑な色の表現をしています。下縫いをすることで刺繍がふっくらしています。下の動画ではかぼちゃの立体感がよく出ています。

[YouTube参考動画]
Nancy Prince Thread Sketching Pumpkin
Nancy Prince Thread Painting Pumpkin

芸術を学んだ後、刺繍を中心としたテキスタイルデザインで学士号を取得されているそうです。その知識、技術が写実的で美しい刺繍に反映されています。

まず布に色付けしてから刺繍します。上糸、下糸を違う色にし、糸調子を上糸を強く下糸を弱くして下糸を布の上に出して変わったステッチを表現しています。縫っている時にダイヤルでジグザグの振り幅を変えています。

[YouTube参考動画]
BEGINNERS EMBRIODERY
EVE BOTELHO - Fiber Artist Specializing in Embroidery