ミシン刺繍 ほっこりにっこり

ミシン刺繍のハンドメイドの記録です

バリアブルZZ 厚手の生地

罪庫かかえてます

数年前、自動糸調子のある水平釜のミシン(通称キルスペ)に買い替えた時、あまりの便利さに感激。あれを作りたい、これを作りたいと妄想が暴走し布や手芸資材を買い集めておりました。妄想はほとんど実現せず。自分の稼ぎを散財し反省です。

 

その時買い込んだ帆布やデニム生地、これをなんとかしたい。

 

 

試行錯誤

今回はデニム生地をバリアブルZZで縫います。糸は手持ちで一番太い刺繍糸。30~40番手くらい。太くて柔らかいアクリルの糸です。厚手の布を太いミシン糸で縫う。ハードル高いです。

 

まずいつも通りに縫ってみます。糸が擦り切れてうまく縫えません。頼りのオルガン針のトップステッチ針でも糸がケバケバになります。柔らかくスルスルした糸だから大きな針穴の中で動いて擦れているのでしょうか。糸の性質によって針との相性もあるようです。今回はオルガン針の刺繍用ミシン針にします。

 

新しい針に代えたり糸調子をチェックしたり糸立てから糸がスムーズに流れるように調節したり安定紙を使ったりやシリコンを糸に吹きかけたり針に塗ってみたり。ネットの情報も参考にしてあれこれやって少しずつ改善していくという感じ。針が布から抜ける時に布が持ち上がってバタついています。これが不調の最大の原因でしょう。

 

 

バタ付きを押さえるため

刺繍枠を小さいものにしてデニムをパンパンに張ってしっかり指で押さえつけて縫います。縫えますが次第に糸が擦れてきます。

 

次にスピードを少しゆっくりにして縫ってみました。バタ付きはありますが糸切れがだいぶ少なくなりました。布や糸に対応した速度調節が大切のようです。

 

 

縫ってみました

今が見頃、梅を縫ってみました。しかし娘には桜?と言われてしまいました。やはり梅には見えないかな。桜、桃、梅の花の違いがわかりますか?
花びらの先が梅は丸い、桃は尖っている、桜は割れています。

 

allabout.co.jp

 

縫った糸の上を重ねて縫うと糸が絡まってしまいます。重ならないように注意すると丸みのない花びらになってしまいました。

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だいぶ丸くなってきました。

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花びらの中心は布描きえのぐの金色を使いました。ほのかに光って刺繍に馴染んでいい感じ。ちょっとしたアクセントにもってこいです。

ぺんてる 布描き絵の具ステンシル付 ファブリックファン スタンダード FFWE-15 15色

 

今回、何種類かのデニム生地を縫いました。薄手でも目のきっちり詰まったデニムは縫いにくい。厚手でもざっくりした感触のデニムは縫いやすかったです。布の密度は要注意です。

 

ジャノメミシンの横振り刺繍機能であるバリアブルZZ。太い糸だとザクザク縫えるので楽しいです。でも太い糸はトラブルも増えます。もっと太い糸も試したいですが厳しそうです。

 

モチベーションが上がります

インターネットでミシン刺繍の美しい作品やいい情報に出合うとモチベーションが上がります。


私が昨年2月まで受講していたロシアのオンライン講座。ミシンキルト、刺繍の経験がある方々が受講するようになりレベルがぐっと上がりました。スキルの高い方々なので提出作品の完成度が高い。魅力的な作品がインスタグラムにアップされるのを楽しみにしています。

 

Instagram Академия вышивки и платья(@lantsova_school)

 

 

それから…
ブログ開設当初、はてなブログにはフリーモーション刺繍の記事がわずかしかありませんでした。この刺繍はマイナーだと思っていましたがなんと賑わっているところがありました。アメーバブログ(アメブロ) です。

 

アメブロはキーワード、ハッシュタグ検索機能がありフリーモーション刺繍で検索すると役立つ記事や素敵な作品、かわいらしい作品が出てくる出てくるびっくりぽんです。刺激になる情報満載。記事の投稿を楽しみにしています。ブログサービスにより特色があり面白いですね。