横振り刺繍の練習続き
横振り刺繍のグラデーション表現の練習、その続きです。
今回は細めのミシン糸で縫ってみました。3色の紫の糸のグラデーションです。細いミシン糸の方が混ざり合う2色が馴染んでいます。
外側の二色はジャノメの横振り機能のバリアブルZZで縫っています。最後の濃い紫は横振りでは難しいので直線縫いで枠を振ってジグザグを縫っています。レベルが全然違いますが下の動画と同じ縫い方です。
M.Embroidery 515さんの動画です。正確無比なステッチは熟練の技です。
今年目標にしたいミシン刺繍の名人 - ミシン刺繍 ほっこりにっこり
の記事でご紹介しています。
花びらをすべて完璧に縫う技術はまだありません。ミシンの縫い速度に枠の動きが追い付かずステッチがゴチャゴチャになってしまう箇所があります。でも、一年前のグラデーションよりは進歩しているでしょうか。
横振り刺繍とミシン刺繍のぼかし
ふとコンピュータ制御のミシン刺繍でグラデーションはできるのだろうかと思い検索してみました。ミシン刺繍、横振り刺繍ではグラデーションをぼかしとも言うようです。色の違うミシン糸を混ぜ合わせてぼかします。
ブログ主さんは横振り刺繍のぼかしの技をお手本にパンチデータ(刺繍データ)を作成されています。ブログで紹介されている横振り刺繍の実演動画は枠の回し、縫い速度の速さが超高速の名人技です。
工業用ミシン刺繍ですが横振り刺繍との違い、私には画面ではわかりません。綺麗なぼかしです。名人の横振り刺繍は再現不可能ですが私の素人レベルの横振り刺繍なら刺繍ミシンで再現できそうな気がします。
どうやって作成しているの知りたくなり調べてみたらなんと市販の刺繍ソフトにはぼかし縫いの設定があるのですね。私が使用しているフリーの刺繍ソフトInk/Stitchにはありません。市販の高いソフトは価格だけのことはあります。
思い通りに仕上げるには経験が必要のようです。パラメータを設定すれば簡単にできるというわけではないようです。
昔は穴の開いたロール紙「パンチカード」で刺繍機に刺繍データを読み込ませていました。その名残で刺繍データを今でもパンチデータと言うそうです。昔のコンピュータと同じで大掛かりな装置だったのでしょうか。小さなノートパソコンで色々とできるありがたい世の中になったものです。